その保護主義的な通商政策が世界的に議論となっているアメリカ。新たな課税措置を次々と講じて貿易政策で中国やEU、アジア諸国等に揺さぶりを掛けています。

アメリカとしては輸入品に高い関税を課す事により、他国からの輸入品価格高騰による輸入品購買意欲の減退を誘い、アメリカ国内への製造業回帰・シフトを誘い込む狙いでしょう。

しかし、忘れてはならないのが今やアジアの超大国であり、経済的にアメリカの唯一無二のライバルとなった中国の存在です。

中国の消費購買意欲の向上は一時期の勢いはそがれたとはいえまだまだ高いレベルであり、特に中間所得層の急増で、今やグローバル企業にとっては世界一魅力的なマーケットと言っても過言ではないでしょう。

ベトナムにとってもそれは例にもれず、2017年の対中国輸出額は約506億ドルとなり、アメリカを越えて中国がベトナムにとって最大の輸出市場となりました。

国民感情で言うと、ベトナムは中国に対して良い感情は持っていません。しかし、経済的な繋がりは切っても切れない関係で、経済面での結びつきが強いという事は、人の交流もより盛んになっていき、それが文化的な交流へと発展していくのが自然の流れです。

中国も通商政策はさておいて、外交面では強硬的な姿勢を崩してはいませんので、そこは注意が必要ではありますが、アジア諸国いや世界にとって、いかに中国と経済で良い関係を築けるかは最重要ファクトであります。

中国と国境を接するベトナムのますますの経済発展には、中国の経済力を上手く利用する方策をいかに外交面での課題を乗り越えながら打ち出していけるかどうかが鍵となるでしょう。

 

 

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