東南アジアの発展著しい国として認識されているベトナム。
実際にハノイやホーチミン、地方の富裕層にはとてつもない富豪も実際にいます。(どっかの産油国かよ(笑))
ですがまだまだ大多数の方が所得的には恵まれていません。ハノイやホーチミンの都市部では、一般的に月収3〜5万円ほどで、1ヶ月のアパートの家賃が安い部屋で1万〜1万5千円という環境での暮らしです。
地方や農村部になると、安定した収入を得られない人も多く、家族や知り合いの家業を手伝って、わずかな収入を得ながら生活しているという人も少なくないです。
そういった生活を強いられているからといって、その人達が不幸せなのかというとそうでもなく。
むしろ地方や農村部の人達は、経済的環境には恵まれていませんが、自然環境や人の環境には恵まれています。
古き良き日本の助け合い精神が、ベトナムの田舎には色濃く残り、特に親族同士は経済面でも助け合いながらやっていくのは当たり前で、孤独感を味わいながら生きる事などほとんどありません。
逆に、ハノイやホーチミンの都市部では、単身世帯も増え、地域のコミュニティも希薄となりつつある中での生活苦なので、特に若い世代に鬱病などの精神的な病が、潜在的に蔓延しはじめていると言われています。
ベトナム都市部でも先進国同様、単身・独居世帯が増加し、地域のコミュニティの希薄化がますます進めば、ベトナム人の助け合い精神も希薄になっていってしまうのかと思うと寂しいものですね。
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