近年、目覚ましい経済発展を遂げているベトナム。

富裕層の増加で、高級志向のサービスや富裕層向け不動産開発など、まさに勢いに乗るアジアの新興国といった国です。

 

 

 

有名な観光都市は急速にインフラが整備され、多くの外国人観光客で賑わいを見せ、その観光客による経済効果を見込み、さらに政府や観光関連企業が開発を進めるような好循環が発生しています。

 

私も例にもれず、ベトナム北・中・南部の主要な観光スポットを全て巡り、ベトナムの表向きの明るい部分を見てきました。

どの観光都市も魅力に溢れ、パッケージツアーなども整備され、観光客向けのレストランやおしゃれなカフェも充実しています。

 

 

 

 

しかし、それはあくまでベトナムの表向きの姿であって、そういった有名観光地を一歩離れると、ベトナムという国が抱える大きな課題である、貧富の格差の拡大の現実である”貧困”を目の当たりにします。

 

 

 

ベトナムは経済成長率も高いアベレージを維持し、都市部は確かにその経済発展を実感させるスピードで発展を遂げています。

ですが、地方の街や村、農村部などは開発が進んでおらず、またインフラも満足に整っていない地域も多いので、停電も頻繁におきますし、水質の問題なども潜在的リスクとしてつきまといます。

何より、地方は雇用の確保の問題が深刻で、地方部の若者の潜在的な失業率は、相当高いのではと私は考えています。

 

都市部の一般ワーカーの平均月収が3〜4万円といわれますが、地方では安定した職を得ることの方が難しいというような状態です。

少しでも観光資源があるような街なら、観光業に活路を見いだす事も可能ですが、インフラ整備も十分ではなく、観光資源もない地方の村や農村部は本当に厳しい貧困に喘ぐ人々もいます。

 

ベトナムの貧困率という指標は改善傾向にあるのですが、そもそも貧困率とはその国の所得の平均値の、半分に満たない所得の人々を指す指標で、

最も貧困に喘ぐ人々を浮き彫りにできる指標ではないので、実態を把握するには不十分です。

ベトナム政府は都市部と農村部での貧富の格差に向けて、多方面での投資や政策を導入していますが、実態は格差是正には遠い道のりのようです。

 

観光としてベトナムを訪れたなら、見ることはないであろう、貧困という現実。

私もそれに対して大きく変化を起こせるような力を持ち合わせてはいませんが、ベトナムという国には貧困という現実があるということは、認識しておいたほうがいいのではと思います。

 

 

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