組織運営で重要となる報告・連絡・相談

組織内で役職が下の立場の人間から、上司に向かってのみ適用される考え方だと認識している人も意外と多いです。

ですが組織運営で重要になってくるのが、上司から部下へのホウレンソウなんですよね。

 

まず部下から上司へのホウレンソウっていうのは、多忙な職場になればなるほど、だいたいが事後報告や事後処理に対しての相談になってくるわけです。

例えば、「生産設備がこういった原因で故障しました、このままでは生産ラインがストップし、生産目標台数が達成できません。どうしましょう?」

「生産を止めるのはまずいから、生産技術部に連絡して設備を治してもらおう。生産技術部でダメならメーカーを呼んでもいいから。」

こういったホウレンソウは生産現場なら結構あるものです。

 

こういった事後処理的なホウレンソウはある意味仕方がないのですが、組織内のホウレンソウが部下から上司への事後処理のホウレンソウのみならまずいです。組織が場当たり的になっている可能性が高いからです。

生産現場において理想的なホウレンソウは、例えば上司から部下に、「生産設備Aの稼働率が週間実績で少し下がってるみたいだけど、何か原因として考えられる事はない?」

「先週少しチョコ停(設備が何らかの原因で少し稼働停止してしまう事)がいつもより多かったんですよ。ですが、週の後半は通常に稼働できたので、とりあえず生産優先で設備を稼働させたのですが、チョコ停の原因はつかめませんでした。」

「それなら今日、設備保全部に頼んで設備Aを1時間ほど点検してもらおう。先週のチョコ停が何らかの故障の前兆になってるかも知れないし。」

という事で設備保全部に点検してもらうと、ある小さい部品の磨耗によって、ロボットアームの一軸に不具合が起きかけていた事が判明し、その摩耗していた部品を取り替える事により、事前に大きな故障による長時間稼働停止を防げました。

 

こういった流れが生産現場では理想となり、このケースでは、上司から部下へ、週間稼働実績が下がった事に関して、問い詰めるのではなく、何か稼働率が下がった原因があるんじゃないかと、部下に”相談“していますよね。

ここで重要なのは、上司から部下に「週間実績が下がってるぞ!何やってるんだ。すぐに原因を調査して報告しろ!」という指示をしてしまったら終了です。

ある部下は萎縮し、本来の力を発揮できず。ある部下は反発し、上司への不信感を募らせます。

心当たりがある人も多いのではと思います。

 

あくまで上司から部下へ相談という形をとり、部下の精神状態がフラットな状態で、ありのままの生産現場の状況を冷静に判断してもらい、部下から状況聞き取りを行います。

その上で、対応策を熟練した作業長やリーダーなどと協議して決定するのがベストです。

みなさんの生産現場はこのように、上司から部下へのホウレンソウがありますか?無ければその現場は早晩行き詰まるかも知れません。

そういう現場を自ら改革する実力と気概が、自分にはないなと判断したら、自らの将来の「次」のために影の努力を始めた方が良いかもしれません。

 

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