今や日本の製造業や建設業の現場は、外国人労働者で成り立っていると言っても過言ではなく、一昔前の3K(きつい・汚い・危険)労働は日本人の若年層は敬遠し、その人手不足をかりそめの技能実習という制度で補っているというのが、日本のものづくり現場の実情なのです。

 

今はそこに日本人の経験豊富な職人的管理者の支えがあるので、3K労働においてもかろうじて安全・品質が担保され、なんとか体裁は保っているという所でしょう。

それでも諸処の綻びは目に見える所で出て来ています。経験豊富な管理監督者がいない現場において、外国人労働者が増えるという事はそれだけ労災や品質事故に繋がるリスクが高まります。

技能実習制度の負の側面が最近またクローズアップされていますが、

 

ものづくり現場に、経験豊富で現場の苦労や安全作業の急所などを深く理解している管理監督者が少なくなっているのが、ものづくり現場が”荒れている”原因の一つなのは間違いないです。

いくら経営者といえども勤続何十年のベテラン職人が現場で目を光らせていると、経営者は現場で好き勝手できません。

現場を知らない経営者がサービス残業を強要したり、危険な作業に従事させたりしようとするものなら、以前の昔気質の職人管理者が黙っておらず、どなりちらして経営者の暴走を止めていました。

 

そういった気骨のある職人的管理者が、今は本当に少なくなってきています。今の50代・60代のそういった方々が引退されたら、もう本当に日本のものづくり現場から本物の職人はいなくなるんじゃないでしょうか。(伝統工芸などの高付加価値製品を除いて)

 

日本のものづくりを担う製造メーカーや建設関連の企業の経営者達は、今ものづくり現場が大いなる危機にある事に自覚を持ち、日本の本物の”職人”を絶滅させないようにしなければ、日本のものづくりは崩壊してしまうでしょう。

 

 

 

 

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