進むべき道に思い悩むベトナムの若い世代

進むべき道に思い悩むベトナムの若い世代

 

目覚ましい経済発展を遂げ、勢いに乗る東南アジアの国として注目されているベトナム。

しかし、ベトナム国内の都市部の一般的なワーカーの平均月収は3〜4万円程度で、ハノイやホーチミンの物価上昇を鑑みた場合、

政府統計の実質賃金(名目賃金÷消費者物価指数)よりもさらに都市部では実質賃金が低いと考えて良いでしょう。

要は、もらえる給料に対して、ハノイやホーチミンでは物価が高すぎて暮らせないという事です。(それでもなんとかやりくりできるのがベトナム人の凄い所ですが(笑))

 

ならば、ハノイ近郊の都市に居住し、ハノイ市内まで通勤すれば良いと思うのですが、

ハノイ近郊の都市に住んでいる私の友人達は口を揃えて、通勤に1時間30分も2時間もかけるのは嫌だと言います。

ほとんどがバイク通勤になると思うのですが、ハノイ市内やハノイ郊外の環境の悪さ(バイク乗ってるとほこりが目に入って痛い)

通勤ラッシュ時間帯の渋滞や事故の多さなどから敬遠しているようです。

 

私の友人や知り合いの技能実習生や留学生達も、帰国後にハノイで仕事をするという選択をした人は意外と少なく、実家の家業を手伝ったり、地元企業に就職したり、

また他の外国に出稼ぎに行ったりといったケースが多いですね。

 

また、長年ハノイで生活している妻の同郷の友人達は、ここ数年のハノイの物価上昇と給料の上がらなさを嘆いています。

ベトナム企業は昇給にやや慎重で、固定費内訳の人件費をかなり抑制したがる傾向にある事が多いようです。

 

という事は、太いコネもないので昇進も望めないし、昇給も微々たるもの。

年々物価も上がっていくし、環境は悪くなる一方だし、そろそろハノイでの生活を終えて、地元に戻って家業を継ぐか、小さな店かなんかでもやってみるかな。

なんて考えているハノイ住み30代って結構多いと思います。

 

またそういった人達を何人も見ているもっと若い20代は、始めからハノイ住みを選択せずに地元での生活を送っているという事ですね。

しかし、その地元での生活もやはり厳しく、ここ数年は妻の地元ニンビン省でも地価は高騰し、物価も上がり、家賃相場もかなり上がっています。

ニンビン省でのワーカー平均月収はおそらく2万円前後になると思うので、その生活の厳しさが想像できます。

 

 

ビジネスチャンスを掴んで起業し、軌道に乗せれる人なんかもほんの一握りです。

ベトナムの若い世代は低賃金と物価上昇の板挟みに苦悩しています。

 

 

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